Dify

Dify(ディファイ)は、複雑な人工知能機能をコーディングせずに視覚的に設計し、自動化することができるプラットフォームで、チャットボットから文書要約、知識検索まで様々なAIアプリを簡単に作成して運営することができます。

5.0
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リリース日
2023年
月間訪問者数
180万
開発国
中国
プラットフォーム
ウェブ
言語
英語、日本語、中国語

キーワード

  • Dify.ai
  • Difyプラットフォーム
  • LLMops
  • RAGパイプライン
  • AIエージェント
  • ノーコードAIアプリ
  • ワークフロービルダー
  • 生成型AIプラットフォーム
  • ビジュアルAI開発
  • オープンソースAIプラットフォーム
  • AIアプリデプロイメント
  • GPT統合
  • 企業向けAIツール

プラットフォームの説明

Dify(ディファイ)は、複雑なAI機能を誰でも簡単にアプリのように作ることができる自動化プラットフォームです。 コードを全く知らなくても、まるでブロックをドラッグ&ドロップするように(Drag & Drop)、チャットボット、質問応答システム、要約ツールのようなAIアプリケーションを視覚的に設計することができます。ユーザーは単純なテキスト入力を始め、保存された文書やデータベースから情報を探し、最新のAIモデル(GPT-4、Claude、Llamaなど)を活用して回答を生成し、希望の形で結果を出力する過程を一つの自動化されたフローにすることができます。 このプラットフォームの最大のメリットは、「専門性と使いやすさ」を同時に備えていることです。初心者は複雑な設定なしで、テンプレートと視覚インターフェースを通じてAIワークフローを簡単に作成することができ、開発者は外部APIやモデルを自由に接続して高度な機能まで拡張することができます。 特に、文書を自動的に分析してAIが必要な情報を見つけて回答する「RAG」機能と、複数の役割を分けて同時に作業する「エージェント機能」が搭載されており、実際の業務自動化やサービス構築に非常に実用的です。 また、作成されたAIアプリは、ボタン一つでウェブページ、チャットボット、APIなど様々な形で配布することができ、ユーザーの反応と実行結果はリアルタイムのログでモニタリングすることができ、運営管理も容易です。大規模な文書や知識を保存し、検索する機能まで含まれており、企業で社内の知識チャットボットや自動応答システムを作る際に特に便利に活用することができます。

コア機能

  • ビジュアルワークフロービルダー

    ドラッグ&ドロップでAIフローを簡単に設計

  • RAGベースの知識検索機能

    文書やデータから情報を見つけてAIの応答を向上させる

  • エージェント自動化設計

    様々な役割のAIエージェントを同時に構成

  • モデル管理と切り替え機能

    複数のAIモデルを簡単に接続し、切り替えて使用

  • アプリ配信ハブ

    作成したAIアプリをAPI、チャットボットなど、様々な形で配布する

  • リアルタイムモニタリングとログ追跡

    動作状態やエラーを一目で確認

  • 知識リポジトリ機能

    文書のアップロードと検索が可能なAI用データリポジトリ

  • チームコラボレーションと権限管理

    複数のユーザーが一緒に作業し、アクセス権を設定

活用事例

  • チャットボット開発
  • カスタマーサポートの自動化
  • ドキュメントの概要
  • 感情分析
  • 言語翻訳エージェント
  • RAGベースのQAシステム
  • 業務自動化
  • 内部ツールの構築
  • コンテンツ作成
  • アンケートデータ分析
  • VoC分析
  • マーケティング応答の自動化
  • AIツールの観察
  • レポートの自動化
  • マルチエージェントワークフロー

使用方法

1

ワークスペースの作成

2

ビジュアルキャンバスに入力-RAG-LLM-出力ノードをドラッグして接続します。

3

データソース接続とモデル設定

4

実行テスト

料金プラン

プラン別月額料金と主な特徴
プラン 価格 主な特徴
Sandbox $0 • すべてのプランの年間決済時の割引
• 200メッセージクレジット
• チームワークスペース1つ
• チームメンバー1名
• 最大5つのアプリ
• ドキュメントアップロード50件
• 50MBのナレッジデータリポジトリ
• 1分間に最大10件のドキュメントリクエスト
• 1日5,000回のAPI呼び出し制限
• 一般的なドキュメント処理速度
• 注釈機能10個まで
• ログ保管期間30日
• OpenAI / Anthropic / Llama2 / Azure / Hugging Face / Replicate連動可能
Professional $59/月 • 5,000 メッセージクレジット/月
• チームワークスペース1つ
• 3人のチームメンバー
• 最大50個のアプリ
• 文書アップロード500件
• 5GBの知識データストレージ
• 毎分最大100件のドキュメントリクエスト
• 無制限のAPI呼び出し
• ドキュメント優先処理
• 注釈機能 2,000個まで
• ログ保管無制限
• OpenAI / Anthropic / Llama2 / Azure / Hugging Face / Replicate連動可能
Team $159/月 • 10,000 メッセージクレジット/月
• チームワークスペース1つ
• チームメンバー50名
• 最大200個のアプリ
• 1,000件のドキュメントアップロード
• 20GBのナレッジデータストレージ
• 1分間に最大1,000件のドキュメントリクエスト
• 無制限のAPI呼び出し
• ドキュメントの最優先処理
• 注釈機能は5,000個まで
• ログ保管無制限
• OpenAI / Anthropic / Llama2 / Azure / Hugging Face / Replicate連動可能

よくあるご質問

  • Difyは、誰でも簡単にAIチャットボット、ドキュメントアグリゲーター、知識検索ツールなどのAIアプリを作ることができる自動化プラットフォームです。
    コーディングの知識がなくても、マウスでブロックをドラッグ&ドロップする方式でGPT-4、Claudeなどの最新AIモデルを接続し、文書やデータベースから情報を呼び出して応答する自動化されたAIワークフローを設計することができます。
    特に、複雑なビジネスプロセスも視覚的に構成できるため、開発者だけでなく、一般ユーザーも業務にすぐに適用可能なAIツールを作成できるのが大きなメリットです。
  • はい、可能です。
    無料プランであるSandboxで基本機能を体験することができます。限られたリソース(メッセージクレジット、アプリ数、ドキュメント保存量など)内では、ほとんどの機能を自由に使用できます。リソースの制限に達すると、アップグレードの案内が表示されます。
  • 使用したAIモデルによって、メッセージごとに消費されるクレジットが異なります。
    - gpt-3.5-turbo / gpt-4o-mini / gpt-4.1-mini: 1クレジット
    - o3-mini / o3-mini / o4-mini / gpt-4.1: 5クレジット
    - gpt-4o: 10クレジット
    - gpt-4: 20クレジット
    設定で使用するモデルを自由に選択することができ、メッセージクレジットが全て使い果たされた場合は、自分のLLM APIキーを接続して引き続き使用することができます。
    注: gpt-o1-preview、gpt-o1-miniモデルはクレジットの使用はサポートされず、独自のAPIキーでのみ接続可能です。
  • 非常に高いレベルのセキュリティ基準を適用しており、次のように分かれています。
    - クラウドサービス利用時:米国内のサーバーに安全に保存されます。
    - セルフインストール(Self-hosted)利用時:ユーザーが選択したインフラによって保存場所が異なります。
  • Difyは以下の3つのセルフインストールエディションを提供しています。
    - Community (無料)
    - Premium
    - Enterprise
    各バージョンの機能と価格は[Self-hosted Pricingページ]で確認することができ、オープンソースのGitHubでもインストール可能です。
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