
AllRize、法務管理にAIエージェントを統合
フォートローダーデールに拠点を置く法務管理ソフトウェア会社のAllRizeは、法律事務所のルーチンで重要な管理業務をAIで管理することを目指している。同社は、クライアント受付から請求までのプロセスを変革するために、エージェントAI機能をプラットフォームに統合したと発表した。
2024年に発売されたAllRizeのプラットフォームは、Microsoft Dynamics 365を基盤とし、Azureにホスティングされており、マーケティング、CRM、案件管理、文書管理、会計のためのソフトウェアモジュールを提供している。エージェントAIの追加により、これらのモジュールはより自律的に動作し、現在は手作業が必要なMicrosoftアプリケーション全体のタスクを処理することが期待されている。
AllRizeのCEOであるErik Rudaは、Microsoftのプラットフォーム上で独自にAIエージェントを開発した。これは、技術的な互換性と法務業界の厳しい要件によって決定された選択であった。
プラットフォーム戦略は、クライアントのニーズに応じて異なるレベルの洗練を提供する。「私たちは即時使用可能なソリューションを提供し、Azure AI Foundryを使用して、より高度なタスクを求める大規模な企業向けにカスタマイズと微調整を行うことができる」とRuda氏は述べた。